北名古屋市商工会青年部

この度、北名古屋市商工会青年部の部長として選任されました今坂友美と申します。　女性として初めて部長という重責を担わせていただくことになり、身に余る光栄であると同時に、新たな航海の舵取りを任された船長として、身が引き締まる思いです。
　 私たちが目指すのは、大海原を進む一つの船のような組織です。それぞれの持ち場で責任を果たし、時には厳しく、時には励まし合いながら、困難な波を乗り越え、目標という目的地へ向かって共に進んでいく。そんな力強い組織を築き上げていきたいと考えています。
　そのためには、メリハリのある組織運営が不可欠です。目標達成のためには、時には集中して高いパフォーマンスを発揮することが求められます。一方で、しっかりと休息を取り、親睦を深めつつリフレッシュすることで、次の航海への活力を養うことも大切です。私は、オンとオフを明確にし、効率的かつ持続的に成果を出せるような環境づくりに尽力いたします。
　また、私たちは皆、この船に乗り合わせたかけがえのない仲間です。それぞれの役割は違えど、目標達成という大きな目的は一つです。互いを尊重し、信頼し、助け合いながら、それぞれの個性と能力を最大限に発揮できるような、そんな風通しの良い組織文化を育んでいきたいと考えています。
　経験値の高い先輩方が卒業され、これから青年部は若い世代の割合が増え、一つの転機が訪れると感じています。
　時には、荒波に翻弄されることもあるかもしれません。しかし、私たちは決して一人ではありません。互いに声をかけ合い、支え合い、知恵を出し合いながら、必ずや困難を乗り越え、目標を達成できると信じています。
　これからの青年部は、新たな挑戦の航海へと出発します。副部長には大胆で統率力のある浅利副部長、どんな空間にいてもその場に活気をもたらすエンターテイナーの冨田副部長がついています。私は時には頼れるお姉さんのように、時には厳しくも愛情深い肝っ玉母ちゃんのような存在でありたいと思っています。皆様一人ひとりが羅針盤となり、エンジンとなり、帆となり、それぞれの持ち場で力を発揮し、共に未来を切り拓いていきたいと思います。
　結びになりますが、本日の総会が、私たち青年部にとって、羅針盤の針を新たにする重要な一日となることを願っております。そして、この総会を機に、私たち一人ひとりの意識がより一層高まり、大海原へ力強く漕ぎ出すことができるよう、心よりお祈り申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。